行動の背景を紐解いて、丁寧な対応を。
ビギナー研修でケアにおける大切なことを再確認です。

▲休憩時間には和やかにおしゃべりも（蔵上研 修棟）。

10月21日(木)ライフサポートNEOグループでは、ビギナー研修をwebにて開催いたしました。今回は小規模多機能きぼう原古賀センターより1名の参加でしたが、『認知症ケアについて・人材育成について』をテーマに講義を行いました。参加者だけでなく委員も一緒に施設での取り組みなどを共有し、より良いケアのための情報交換の場となりました。

『認知症ケアについて』では、まず認知症の症状がなぜ起こるのか、症状と対応について講義が進みます。スタッフの声の掛け方や周囲の環境などでも行動や心の様子は変化すること、認知症の方の言動や心理について事の背景やそれまでの人生を紐解き、丁寧な対応をすることで毎日の生活を穏やかに過ごしていただけることなどを再確認。模索をしながらより良い日々のケアができればと気持ちを新たにしました。
『人材育成について』ではスタッフ全員で“どういう施設を目指しているか”を共有することや、育成担当者と管理者で連携し新人さんの立場で学びやすい環境を整えサポートすることなど、人材育成をしていく上で必要なことを振り返りました。研修を受けて参加者は、「認知症のケアに大切なことを再認識できた」「対話方式だったので、現場での不安なことや悩みも相談できよかった」と有意義な研修となったようです。

ライフサポートNEOは新人研修を始めグレード別研修さらに外部研修なども積極的に取り組み、スタッフのサポートと質の高い介護サービスとケアを提供できるよう、これからも研修を充実させていきます。