「『介護実技』で自分の改善点がわかった」と参加者。
三方良しへ繋がりだした取り組みの発表も。

▲『介護実技』の講義にて、最後に回答例を実演する永石管理者（写真上）。各施設での取り組みを発表し合う参加者の皆さん（写真下）。

2019年度1月の新人フォローアップ研修を28日（火）、有料老人ホームきぼう神埼弐番館にて開催しました。11月に新人研修を受けたメンバーを中心に、5名が今回の研修に参加してくださいました。

■普段の業務の振り返りができました
『介護実技』の講義では、講師が扮する「今日は体調が良くない」と仰られる半身まひのご利用者様への声掛け・誘導等を参加者に実演していただきました。実演を終えた参加者は、「自身の改善点を発見できた。普段の業務でもこの時の事を意識して、声掛けや接遇の改善につなげていければ」と振り返り。講師からは「よい例が多く、私もご利用者様への声掛けを再確認させてもらった」と参加者・講師共に自分自身が行っている介護について、考える時間を過ごせたようでした。



■ご利用者様へ寄り添ったケアで三方良しへ
また、『三方（ご利用者様、職員、社会）良しを現場で活かす』の講義では、自分の施設の“施設目標”とその取り組みについて、発表してくださいました。中でも、デイサービスセンターよりあい兵庫の参加者は、”ご利用者様・ご家族様に安心していただける施設にする”という目標への取り組みを細かくお話くださいます。施設が新しいわけではないので、ウリになるのはスタッフだと思い、接遇の強化に取り組んでいるとのことで、①連絡帳へのコメントには、なるべく医療用語は使わないようにすること　②風邪やインフルエンザ等感染症の対策として、ご利用者様の検温はもちろん、スタッフも1日1回の検温を実施していること。　➂ご利用者様に寄り添ったケアを心がけており、お名前の漢字が書けなかったご利用者様と一緒に文字を書く練習を行ったことで、またお名前が書けるようになられたこと。それをご家族様に報告するととても喜んでくださり、三方良しに繋がりだしたことなどを含め、数件を報告。講師も「スタッフの検温まではしたことがなかったが、大切なことですごく良いと思う。また、現状維持のための支援はよく行うが、症状改善のための支援はあまり行わないので素直にすごいなと感じている。」と感心した様子でコメントしていました。

他の施設の取り組みの発表では、新人研修時に問題点として挙げていたことが、スタッフ同士の役割分担を行うことで解決したこと。他にもイベントの企画・製作についてのアイディアの情報交換ができ、講師と参加者・地区や施設を超えて、それぞれ有意義な研修となりました。皆様の、今後より一層のご活躍を期待しております。

ライフサポートNEOは新人研修を始めグレード別研修さらに外部研修なども積極的に取り組み、スタッフのサポートと質の高い介護サービスとケアを提供できるよう、これからも研修を充実させていきます。